この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
こんにちは。
刺繍が大好きな管理人です。
今日は、刺繍をする人が避けて通れない「糸が絡まった!」という問題について書きます。
糸が絡まったら、残念ながら、結び目を解くか、切ってやり直すしかありません。
なので、いかに糸を絡まないようにするかをまとめました!
ではどうぞ。
1:痛んできた糸は替える
刺繍糸は、布を通り抜けるたびに、摩擦によって痛みます。
糸が痛むと、表面のツヤが消えていくと同時に、細かい糸が表面から出て毛羽立ちます。
この毛羽立ちが、糸が絡まる原因となります。
刺繍をしていて、「なんだか糸が毛羽立ってきた」と思ったら、糸が残っていても糸替えをしましょう。
2:使う糸を短くする
糸が絡まないコツ1つめは、使う糸を短くすることです。
糸の取り替えがめんどくさいから、針に糸を通すのが苦手だから。
そういった理由で長ーく糸を切って使う人が多いですよね。
それが、糸が絡まる原因になっています!
長すぎる糸がねじれて絡まるのもそうですが、前述した通り、刺繍をすると糸は痛みます。
長ければ長いほど、糸が痛んでいくので絡まる可能性が高まります。
刺繍糸は50〜60cmに切って使いましょう!
25番刺繍糸であれば、2回糸束から引き出せば60cmです。
また、一般的な書類(A4)の縦が30cm程度なので、2回で60cmです。
3:糸始めの糸を短く切る
糸をつけ始めるときに、裏面に糸を通していると思います。
「ほどけたら嫌だから」、そんな気持ちで長めに糸を残してしまう人がいます。
これが、糸が絡まる原因になっています!
糸端がびろんびろんしていると、そこが解けてケバケバになり、今使っている糸が絡まってしまいます。
糸端の糸は、通した糸のぎりぎりで切りましょう。
![つもと](https://tsumoto-stitch.com/wp-content/uploads/2023/12/7f77967499ec98656f31e6e1af45590c.png)
糸がほどけるのが不安な場合は、糸をくぐらせる量を増やして対応しましょう。
4:糸の流れの方向に針をひっぱる
針を出してから引っ張る時に、裏面の糸の向きと同じ方向に引っ張りましょう。
![糸が曲がらない方向に引っ張る](https://tsumoto-stitch.com/wp-content/uploads/2024/01/image.png)
ピンクの糸のように、裏面の糸と反対方向に引っ張ると、糸と布がこすれて糸が痛みます。
糸と布のこすれが減るように、上図の青の糸のように、糸の流れに注意して針を引っ張りましょう。
5:糸のねじれを定期的に戻す
刺繍をしていると、糸がどんどんねじれていきます。
このねじれが、糸が絡まる原因になっています。
定期的に、針を反対方向に回して、糸のねじれを戻しましょう。
![つもと](https://tsumoto-stitch.com/wp-content/uploads/2023/12/7f77967499ec98656f31e6e1af45590c.png)
管理人は、針から手を離して布を裏返し、
針と糸がくるくるするのを眺めて、ねじれを取っています。
6:糸の太さに合った針を使う
糸と針の組み合わせは非常に難しいですね。
針が太すぎると、布に大きな穴があいて刺繍がくずれます。
しかし、針が細すぎると、糸が布に詰まって絡まります。
刺繍糸の太さに適した針を使いましょう。
7:針を刺すときに裏の糸をひっかけない
針を布に刺すときに、裏の糸をひっかけないようにしましょう。
コツとしては、布に対して垂直に針を刺すとよいです。
針を斜めに刺すと、裏面の糸に無駄にひっかけてしまう可能性が高まります。
まとめ
刺繍をするときに、糸が絡まないようにするコツを7つご紹介しました。
そうはいっても絡まるときは絡まるので、頑張ってほどきましょう。
![つもと](https://tsumoto-stitch.com/wp-content/uploads/2023/12/7f77967499ec98656f31e6e1af45590c.png)
ちなみに、ほどくときには、先のとがったフランス刺繍針よりも、先の丸いクロスステッチ針の方がよいです!
とにかく、糸の痛み・毛羽立ちが絡まる原因です。
刺繍糸を大切に、つややかなまま使えるように工夫していきましょう。
おすすめ記事はこちら⇩