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こんにちは。
クロスステッチ歴は15年を越えている管理人です。
今回は、クロスステッチをふっくらきれいに刺すコツについてまとめました。
![つもと](https://tsumoto-stitch.com/wp-content/uploads/2023/12/7f77967499ec98656f31e6e1af45590c.png)
最初にいっておきますが、きれいさにこだわる必要はありません!
楽しく刺すのが一番です。
そうはいっても、きれいに刺せるともっと楽しいと思うあなたに向けて、いろいろなコツをまとめました。
参考になれば幸いです。
初級編
手を洗う
クロスステッチをきれいに刺すコツの一つ目は、刺繍の前に手を洗うことです。
意外と盲点かもしれませんが、結構大切。
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今まで幾度も、白い糸にファンデーション汚れをつけました。
反省。
同時に、机などの作業環境も整えて、汚れないようにしましょうね。
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今まで幾度も、紅茶のシミを飛ばしました。
再度反省。
糸を一度ばらしてから使う
クロスステッチは、おそらく25番刺繍糸で刺すと思います。
25番刺繍糸の正しい使い方は以下の通りです。
1:端を探して引き出してくる
2:必要な長さに切る
3:束になっている糸を細い糸1本ずつにばらす
4:必要な本数だけ重ねて使う
3番をさぼっていませんか?
また、例えば「3本取り」と書いてあったときに、6本を半分ずつに分けて、そのまま使っていませんか?
全て1本ずつにバラして、そこから必要分をとって使うと、ふっくらきれいにクロスステッチができます。
25番刺繍糸については以下の記事もご覧ください。
糸を長く切りすぎない
糸束から糸を切る時に、「糸通しがめんどくさい」などの理由から、出来るだけ長く切る人が多いですよね。
糸は布を通るたびに擦り減ります。
そのため、長い糸で刺していると、最後の方の糸は非常に痛みます。
適切な長さは50~60cm程度と言われています。
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管理人は、糸束(約15cm)から2回引き抜く、というのを目安にしています。
これでおよそ60cmになりますね。
針をひっぱりすぎない
これが一番大切かもしれません。
洋裁などでは、きっちり糸を引っ張って縫い付けることが基本となっているかもしれませんが、クロスステッチは引っ張らない方が良いです。
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糸をするする〜っと抜いてきて、「トン」と感じるぐらい。
ぎゅぎゅぎゅ〜っと引っ張ると駄目です。
めちゃくちゃ感覚的な表現ですみません。
糸の張りに関しては練習あるのみかなぁと思います。
ひっぱりすぎると、糸がふっくらしないのもそうですが、布の縦横もゆがみます。
クロスのバツ模様が正方形ではなくなってしまいますね。
中級編
図案を正確に刺繍する
ある程度の大作になってくると、数え間違いからゆがむこともあるでしょう。
正確に図案を刺す工夫をしましょう。
・図案を拡大コピーする
・図案に10×10の補助線を入れる
・布に10×10の補助線を入れる(非推奨)
・布に糸で中央線などを入れる
・同じ色ばかり刺繍するのではなく、近いところから刺繍する
布の張り具合を均等にする
織り糸の縦横がゆがんでいくと、刺繍もゆがみます。
織り糸のゆがみや、張り具合が均一になるように注意して進めましょう。
針を持たない手で布を持つのが苦手な場合、刺繍枠を使う方法もあります。
刺繍枠を使っている場合は、定期的に縦横が整うように張り直しましょう。
刺繍枠については以下をご覧ください。
糸がねじれないように刺す
刺しているうちに、必ず糸はぐるぐるとねじれます。
定期的に糸のねじれと反対に針を回して、ねじれを解消しましょう。
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私は、針から手を離して布を逆さに向けて、
針と糸がぐるぐる回るのを眺める時間をとっています。
アイロンで潰さない
せっかくふっくら刺した刺繍に、完成後にアイロンを当てるときにつぶしてしまう場合があります。
裏面からアイロンをあてましょう。
また、アイロン台ではなく、座布団やバスタオルの上でアイロンを当てるとよりよいです。
糸の管理方法に注意する
糸のねじれはきれいな刺繍の敵です。
出来るだけふんわり・長い状態で糸を保管しましょう。
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おすすめは、売っている状態のままで保管することです!
そう言われても、保管場所などの都合で出来ない場合もあるでしょう。
糸巻きに巻く場合は、ふんわりふんわり巻いてください。
キュッキュと巻くと、曲がり角の糸がおれて、刺繍した時にも角が見える場合があります。
三つ編みなども、糸がねじれたまま保管されることになるため、私としてはおすすめしません。
上級編
裏面に気をつかう
裏面の糸運びに気をつかい、常に同じ方向に糸をひっぱるように刺すと、糸のふっくら具合が整ってきれいになります。
裏面の整え方については以下の記事をご覧ください。
さいごに
クロスステッチをふんわりきれいに刺すコツについて解説しました。
コツを知っておくのは大切ですが、なんやかんや、練習あるのみだと思います。
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たくさん刺そう!
あまりこだわりすぎず、楽しく刺繍をしていれば、たくさん刺せると思います。
好きこそものの上手なれ、ですね!
少しでも参考になれば幸いです。
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