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こんにちは。
管理人のつもとです。
今日は「クロスステッチがうまい」とはどういうことか、私なりにまとめてみたいと思います。
一見「バツ付けるだけ」のクロスステッチですが、やはり上級者と初心者では多少の違いがあります。
レベル別に、今より少しクロスステッチが上手くなるポイントを考えました。
参考になれば幸いです。
【初心者編】クロスステッチが上手になるポイント
まずは、クロスステッチを初めたばかりの初心者さんが、ほんの少し上手くなるために意識したいことをまとめます。
クロスの向きが揃っている
クロスステッチは、斜めを2本かさねてバツ印を作るステッチです。
このとき、「/」「\」のどちらを上にするかを統一すると、綺麗に見えます。
![ジャバクロスのクロスステッチの拡大図](https://tsumoto-stitch.com/wp-content/uploads/2023/12/5-1024x1024.jpg)
こちらの写真の場合は、すべて「\」が上になっているのが分かるでしょうか。
これがバラバラだと、角の部分で隙間が出来てしまうことが多く、ボコボコに見えます。
また、せっかくの糸の光沢もバラバラと反射していくことになってしまいます。
クロスステッチが上手くなりたい!と思った方は、まずは斜めの向きの統一を目指しましょう!
糸を引きすぎない
クロスステッチをする時には、糸を引っ張りすぎないようにしましょう。
糸をひっぱりすぎると、せっかく美しくふんわりとした糸が、細くぎゅっと見えてしまいます。
布の穴も大きくなり、糸で紡がれた刺繍の模様が目立ちにくくなります。
布が縮んでいない
また、糸をひきすぎると、布全体が引っ張られて縮んでしまいます。
アイロンを当てると多少はマシになることもありますが、可能な限り、平らに、織り糸の格子模様が垂直を保ったままを目指して刺繍しましょう。
どうしても糸を引きすぎて布が縮む方は、刺繍枠を使ってみるのも良いと思います。
![刺繍枠は必要?どんな時に使うのがおすすめか解説!](https://tsumoto-stitch.com/wp-content/uploads/2024/01/94c3f59cffacbaf24c966afdb18f2654-160x160.jpg)
【中級者編】クロスステッチが上手になるポイント
図案どおり正しく刺せている
図案印刷済みなどの場合はいいのですが、中級者にもなってくると、紙などの図案を見ながら布に刺繍することになると思います。
ずれますよね?
正直、完璧に正しくさせてないですよね??
![つもと](https://tsumoto-stitch.com/wp-content/uploads/2023/12/7f77967499ec98656f31e6e1af45590c.png)
正しく刺せている人は素晴らしいです!自信持ってください!
多少ずれようが別に構わないんです。
楽しく刺繍しましょう。
それでも「クロスステッチ上達!」を目指すのであれば、正確性を気にしてみるのも一つのポイントでしょう。
コツについては、別の記事でまとめたいと思います。
・目印となるラインを入れる
・近くから刺す
・パーキング法
これらについてまとめる予定です!
糸が捻れていない
何度も針を布に対して上下させていると、針や糸が少なからず回転していきます。
積み重なると、糸がぐるぐる〜っとヨリがかかって細くなってしまうことがあります。
これを意識的に逆回転させて、常に糸がふんわりバラバラになっている状態で刺せるアナタは、もう刺繍中級者を名乗ってよいと思います!(独断)
めちゃくちゃ難しいんだよな〜
ふんわり刺している
これも上記と似ていますが、糸を引っ張りすぎない かつ 糸をねじれずに刺せると、ふんわりとしたクロスステッチができます。
ふんわり刺繍するコツは、以下の記事にまとめています。
![クロスステッチをふっくらきれいに刺すコツ|初心者から上級者までレベル別にまとめました](https://tsumoto-stitch.com/wp-content/uploads/2024/01/cross-stitch-3-160x160.jpg)
そもそも、糸の使い始めにバラすのを忘れないでくださいね。
糸の使い方の基礎はこちら⇓
![](https://tsumoto-stitch.com/wp-content/uploads/2024/01/e04f8ba1a60ed9e20f839c60fd44431c-160x160.jpg)
裏面がボコボコしていない
このあたりから少し難しくなってきます。
表面だけでなく、裏面にも少し気を配ってみます。
糸処理の糸や、遠くに飛ぶ糸を通す場所をできるだけバラバラにして、裏面の糸がボコボコにならないように気をつけてみましょう!
そうすると、最後にアイロンを当てるときに、布全体にアイロンが当たりやすく、表面のふんわりした刺繍を保ったまま布のしわを取ることができます。
額縁にはる時なども均一な張り具合になりやすいです。
![つもと](https://tsumoto-stitch.com/wp-content/uploads/2023/12/7f77967499ec98656f31e6e1af45590c.png)
裏面の糸渡りを考えはじめると、パズルのような面白さがあります。
裏面で糸が長く渡っていない
これも上記と似ていますが、裏面で、遠くの場所に同じ色のステッチがある場合、びよーんと長く糸を渡すのを減らしていきましょう。
指が通ってしまうような長さの糸はNGです。
どうしても糸を切らずに続ける場合は、すでに刺繍された糸を裏面でくぐらせながら進みます
めんどくさいけれど、糸処理できる場所なら糸処理していく方がよいでしょう。
【上級者編】クロスステッチが上手になるポイント
裏面の糸が綺麗
裏面の糸が綺麗ということは、裏面の糸が効率的に・長く渡らず・整然と並んでいることをいいます。
こうなると、もちろん裏面はボコボコしませんし、長い糸も渡りません。
糸を使う量が一番少なく済むのが、一番よいルートといえます。
裏面の糸の整理の考え方は、以下の記事をごらんください。
![クロスステッチの裏面について|裏側も綺麗にするにはどうすればいい?](https://tsumoto-stitch.com/wp-content/uploads/2022/03/cross-stitch-160x160.jpg)
まとめ
クロスステッチが今より少し上手くなるために、注意するべきポイントをまとめました。
![つもと](https://tsumoto-stitch.com/wp-content/uploads/2023/12/7f77967499ec98656f31e6e1af45590c.png)
まずは何より、楽しく刺すことが一番です!
それでももう少しだけ上達したいときに、参考にしてくださいね。
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