糸が絡まないコツ7選|刺繍糸が絡まる原因と対処方法

糸が絡まないコツ7選|刺繍糸が絡まる原因と対処方法

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こんにちは。

刺繍が大好きな管理人です。

今日は、刺繍をする人が避けて通れない「糸が絡まった!」という問題について書きます。

糸が絡まったら、残念ながら、結び目を解くか、切ってやり直すしかありません。

なので、いかに糸を絡まないようにするかをまとめました!

ではどうぞ。

1:痛んできた糸は替える

刺繍糸は、布を通り抜けるたびに、摩擦によって痛みます。

糸が痛むと、表面のツヤが消えていくと同時に、細かい糸が表面から出て毛羽立ちます。

この毛羽立ちが、糸が絡まる原因となります。

刺繍をしていて、「なんだか糸が毛羽立ってきた」と思ったら、糸が残っていても糸替えをしましょう。

2:使う糸を短くする

糸が絡まないコツ1つめは、使う糸を短くすることです。

糸の取り替えがめんどくさいから、針に糸を通すのが苦手だから。

そういった理由で長ーく糸を切って使う人が多いですよね。

それが、糸が絡まる原因になっています!

長すぎる糸がねじれて絡まるのもそうですが、前述した通り、刺繍をすると糸は痛みます。

長ければ長いほど、糸が痛んでいくので絡まる可能性が高まります。

刺繍糸は50〜60cmに切って使いましょう!

25番刺繍糸であれば、2回糸束から引き出せば60cmです。

また、一般的な書類(A4)の縦が30cm程度なので、2回で60cmです。

3:糸始めの糸を短く切る

糸をつけ始めるときに、裏面に糸を通していると思います。

「ほどけたら嫌だから」、そんな気持ちで長めに糸を残してしまう人がいます。

これが、糸が絡まる原因になっています!

糸端がびろんびろんしていると、そこが解けてケバケバになり、今使っている糸が絡まってしまいます。

糸端の糸は、通した糸のぎりぎりで切りましょう。

つもと
つもと

糸がほどけるのが不安な場合は、糸をくぐらせる量を増やして対応しましょう。

4:糸の流れの方向に針をひっぱる

針を出してから引っ張る時に、裏面の糸の向きと同じ方向に引っ張りましょう。

糸が曲がらない方向に引っ張る

ピンクの糸のように、裏面の糸と反対方向に引っ張ると、糸と布がこすれて糸が痛みます

糸と布のこすれが減るように、上図の青の糸のように、糸の流れに注意して針を引っ張りましょう

5:糸のねじれを定期的に戻す

刺繍をしていると、糸がどんどんねじれていきます。

このねじれが、糸が絡まる原因になっています。

定期的に、針を反対方向に回して、糸のねじれを戻しましょう。

つもと
つもと

管理人は、針から手を離して布を裏返し、

針と糸がくるくるするのを眺めて、ねじれを取っています。

6:糸の太さに合った針を使う

糸と針の組み合わせは非常に難しいですね。

針が太すぎると、布に大きな穴があいて刺繍がくずれます。

しかし、針が細すぎると、糸が布に詰まって絡まります。

刺繍糸の太さに適した針を使いましょう。

7:針を刺すときに裏の糸をひっかけない

針を布に刺すときに、裏の糸をひっかけないようにしましょう。

コツとしては、布に対して垂直に針を刺すとよいです。

針を斜めに刺すと、裏面の糸に無駄にひっかけてしまう可能性が高まります。

まとめ

刺繍をするときに、糸が絡まないようにするコツを7つご紹介しました。

そうはいっても絡まるときは絡まるので、頑張ってほどきましょう。

つもと
つもと

ちなみに、ほどくときには、先のとがったフランス刺繍針よりも、先の丸いクロスステッチ針の方がよいです!

とにかく、糸の痛み・毛羽立ちが絡まる原因です。

刺繍糸を大切に、つややかなまま使えるように工夫していきましょう。


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